広告代理店のクリエイティブ力
2010年08月30日
広告の世界は広く、正解がないのも広告の特徴。
あるサイトで世界の交通広告を紹介していた、
実にクリエイティブの力に満ちた面白い広告が紹介されている。
「大きな橋を支える骨」「絡まった電線を髪の毛に見立て、とかしているクシ」
「大きな木をフォークで刺し、ブロッコリーに」
非常にアイキャッチが出来た愉快な広告だ。
但しどれも世界各国の広告で日本のモノはない・・・。
CMも最近フェスティバルと称し表彰されているが
市場が世界となると日本の広告は本当にわずかになる。
これには面白い現実が隠されている。
広告代理店はクリエイティブの賞を獲得すると会社を挙げて喜ぶ。
反面、広告賞を獲得する広告は非常に稀なのである。
喜ぶのであれば、真似てでも世界の広告を模写し
同じようなクリエイティブを想像すれば良い。
・・・とこれは言いすぎだが、なんで広告費は世界でも指折り
しかも単体で世界一の広告代理店「電通」を有する日本が
このような現実に直面するのだろうか?
答えは簡単である、それは「国民性」である。
インターネット広告に依存がちになってきたのも当然あるが
まず、日本人はエンターテイメントを好まない、
表面上で歓喜しても心が踊る事はほとんどないのだ。
例は、映画でのスタンディングオベーションを自分から出来ない、や
音楽も歌手ありきで歌に感動する事がほとんど出来ず、
音を聞くラジオから歌手に火がつく事がほとんどない。
反面、海外は真逆をいっている。
当然、広告のプロ達はターゲットである国民性も考慮し
広告を作成するので、より具体的にはなる(商品説明など)
が、クリエイティビティの追求は難しいのだ。
ただ、クリエイターの中には追求する人間もいるが
A案、B案と二択で出すと、まず追求したものは
クライアントに選ばれないだろう。
これは、クライアントも日本人で自分が良いと思う広告を選ぶからだろう。
はてさて、クリエイターなんて呼ばれている人間はこんな現状で
面白いのだろうか?・・・面白いわけがない。。
だから、広告業界から人が流出して止まらなくなるのではないか。
近い将来、クリエイターなんて偉そうに呼べる人間は
この世界からいなくなっているではないだろうか・・・。
▼参考URL
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100824_outdoor_ads/
タグ: 広告代理店 クリエイティブ力 広告業界 インターネット広告
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