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大手広告代理店の見解

2008年07月17日

先日、アーティスト時代の友人が青山にあるカフェで作品を飾るというので
仕事終わりにサクッと立ち寄ってみた。
2階まで吹き抜けで昼間はカフェ夜はバー。
訪れる人の年齢層は20代後半〜40手前といったところだろうか。
落ち着いた雰囲気で
光と空間がムーディーな雰囲気をつくり出しているお洒落なところだった。

カウンターに座り、
久しぶりに会う友人と近況を報告しあったり、
アートに関する自論やお決まりの恋愛事情なんかを話しだすと
気がつけば終電も過ぎ、酒の弱い友人は眠ってしまった。

さぁどうしようかと、
地元の友人に迎えに来てもらうため携帯をいじり始める私。
この展示のために寝ずの創作活動をしていた友人を起こせるわけもなく
しばらく携帯をながめていた。

この時間になると人も少なくなってきており、
店内には数える程しか人は残っていない。
周りを見渡し、残っている客を観察をしていると
後方のテーブルに座っている2人の男性の会話が耳に入ってきた。
おそらく片方は某大手広告代理店に勤めており、
もう片方は興味深深に頷きながら聞き入っていた。

近頃の広告は「続きはWEBで!」のようなきっかけをつくる広告が増えてきた。
逆に純粋なインパクトを求めて作られた広告は減ってきた。
もっと純粋に人の本能を根こそぎガバッともってくような
面白い広告が溢れてくれるといいんだけどなー。

こんな内容だった。

本能を根こそぎと言うと、
若干サブリミナルとかそういったものの匂いもして来るのだが、
(喋ってた人の風貌も怪しかったこともあるが)
ガバッという表現をきいてなんだか共感した。
【100%心を奪う広告】というのはそれぞれが受けるイメージに寄る部分が大きいので
一概にこれだと言うのは定義できない。

ただこの【ガバッ】という表現。
ガバッという擬音は、
自分の作った作品がターゲットの心をガッシリ奪っていくことを容易に想像させ、
なんだかニヤケがとまらなかった。

さすが広告代理店マン。
彼が発したそのコピーに私の心はガバッと奪われたみたいだ。

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